株式会社micado
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新型コロナウイルスの影響が長引いているため、国内ホテルの稼働率は相変わらずの低水準となっており、2021年5月時点での稼働率は29%(英調査会社STRの調査)と回復が見られない状況が続いています。
そこで現在、集客を増やすために、さまざまなホテルで一泊24時間以上滞在できる長時間ステイプランが売り出されています。
通常のホテル1泊の滞在時間は長くても20時間程度ですが、長時間ステイプランは1泊24時間〜36時間程度で販売されることが多く、のんびり滞在できることから、コロナ禍でも需要が伸びています。
今回は、なぜ長時間ステイプランが人気になっているのか、人気プランを販売しているホテルの事例から「売れる長時間ステイプラン」のポイントについて解説していきます!
長時間ステイプランは、宿泊需要が低迷しているコロナ禍で、予約数を積み重ねることができる宿泊プランの一つです。
人気の背景には、コロナ禍で旅行がしづらくなり、「感染リスクは避けたいけど、自宅以外の場所で非日常を楽しみたい」と考えた旅行者の間で、ホテルにこもって過ごす「おこもりステイ」が広まったことがあります。長時間ステイプランは、おこもりステイをお得にのんびり楽しめると、人気になったと考えられます。
したがって、コロナ禍でも長時間ステイプランの需要が伸びた理由は、宿泊者の潜在ニーズを満たして新たな宿泊需要を生み出したからだと言えるでしょう。
そもそも業界全体で宿泊需要が低いコロナ禍でホテルが安定して集客をしていくためには、宿泊需要そのものを新たに作り出す必要があります。
「新たに宿泊需要を作り出す」とは、旅行するつもりがないお客さまに「こんな体験ができるホテルがあるなら旅行してみようかな」と思わせるような旅行の動機を生み出すことです。
まだ、どんな宿泊プランによっても満たされていない潜在ニーズを見つけて、宿泊プランを作成することで、新しく宿泊需要を生み出すことができるでしょう。
続いて、話題の長時間ステイプランを販売しているホテルの事例から、売れる宿泊プランの作成ポイントについて解説していきます!
日本最大級のホテル予約サイト「じゃらんnet」で口コミ評価の高かった長時間ステイプランを調査したところ、人気プランには下記のような特徴があることがわかりました。
<人気の長時間ステイプランの特徴>
・24時間いつでも好きな時間にチェックインできる
・チェックイン後、24時間以上滞在できる
・通常価格よりお得な料金設定
・感染対策の徹底
・レストラン・スパの割引券などの特典付き…など
長時間ステイプランが人気なホテルでは、「お得な料金設定で長時間の滞在ができる」だけで終わらせず、+αの付加価値をつけています。たとえば、他の宿泊施設がマネできないような独自のサービス特典を盛り込むことで差別化を図っていました。
今回の記事では、「長時間ステイプランが人気を集めた理由」と「話題になる長時間ステイプランの作成ポイント」を解説しました。
宿泊需要が低迷している今、顧客の潜在ニーズを満たす宿泊プランを売り出すことで、新たに宿泊需要を生み出し、安定して予約を獲得できるようになります。
今後も新型コロナウイルスの影響は長期化しそうなので、顧客の潜在ニーズを把握して新たな宿泊プランを作成してみてはいかがでしょうか?
新プランを作成する際のポイントや競合施設との差別化方法については、ホテル廃業のペースが増加!?コロナ禍でも効果的な集客施策について解説の記事で解説しているので、ぜひお役立てください!
また、話題になる宿泊プランの作成と同じくらい、宿泊プランの販売の仕方も重要です。OTAの活用、公式サイトの改善、SEO対策などに力を入れることで、効果的に集客ができます。
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