株式会社micado
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マーケティングというのは、「誰に・何を・どうやって」を深く掘り下げるのが基本ですが、「誰に伝えたいか明確にできていない」ホテルや旅館がいまだに多いことが、日本の宿泊業界における課題と言われています。
ターゲットを絞りすぎると宿泊してくれるお客様が少なくなってしまう不安から、どのお客様にも対応するということも耳にしますが、そういった施設に見られやすいのは、公式サイトのコンテンツやデザインに一貫性がなかったり、お客様によって口コミの点数にばらつきがあるといったことが起こりがちです。
本記事では、業者に依頼せずとも自社で取り組めるWebマーケティングについてご紹介しています。ホテルや旅館の公式サイトやSNSに基づいた方法ですが、目に見える成果は、半年〜1年間くらいが目安なので、それを前提にお読みください。
宿泊施設が集客力を上げるためには、OTAだけに限らず、公式サイトからの直接予約や他の媒体での露出をすることが大切です。
従来の集客方法では、OTA上での販売プロモーションやリスティング広告など、露出することに注力している傾向です。しかし、「見せる」だけでは、ユーザーの予約検討熟度を高めることはできません。
宿泊予約を目的に検索する多くのユーザーは、訪れる地域にある複数の施設を比較しています。その中で選ばれるためには、競合にはない魅力の情報発信をしたり、限定プランや特典を打ち出すことで、ユーザーの目を惹きやすくします。
OTAでは差別化などの細かい情報を掲載ができないので、公式サイトを通して発信することが予約改善において欠かせません。
また、公式サイトを閲覧したユーザの行動を記録することで、どのターゲット層に、どのようなアプローチをすればいいのか、適切な販売戦略も組み立てられます。気になる方は、予約検討熟度を上げるために。ホテルが導入するべきツールとは?をご覧ください!
宿泊施設のオウンドメディア(ブログ)はあまり見かけませんが、SEO対策を意識したコンテンツマーケターがいないのと、費用対効果が低いなどの理由も兼ねてでしょう。
GoogleやYahooで特的のキーワードを検索したときに上位表示されると、予約獲得以外にもブランディングに繋がるので、メリットも多くあります。
個人的な意見では、宿泊業界のSEO対策に関しては、大きな可能性を大きく秘めていると思っています。詳しくはお客様に驚かれる破格の「記事コンテンツ」とは?Web上で売上を伸ばすコツを一挙公開!をご覧ください!
SNS投稿では、来てほしいターゲットに伝えたい雰囲気やコンセプト、宿泊施設の印象を知ってもらうためには絶好のツールです。文章ももちろん必要ですが、コンセプトに沿った写真(動画)を撮影することで、新規顧客の獲得に繋がります。
最低でも1週間に1度は、投稿をしないとユーザーの興味は薄れていくので、継続的に投稿しましょう。
旅行業界のインフルエンサーは注目度が高くなっていて、宣伝の依頼をすると高額なイメージがあるかもしれませんが、事務所に所属している方以外にも、個人で活動しているインフルエンサーもいます。
個人活動をするインフルエンサーであれば、「SNSで宣伝してもらう」条件に対して「無料で宿泊してもらう」といったケースも耳にします。
宿泊施設の雰囲気に似合うインフルエンサーに心当たりがあれば、DMで聞いてみるのもいいでしょう。
冒頭でもお伝えした、「ホテルや旅館はよりマーケティングが重要になる」という点に関して、宿泊業に携わる方はわかっています。しかし、日々の業務が決まっていることから、細かい部分まで手が回らない施設が多いのではないでしょうか。
宿泊業界の人員不足やデジタル化に遅れているなどの問題点から、宿泊業に特化したマーケターはごく僅かだと考えられます。
マーケターを採用するにしても、採用コストから研修期間など支出が大きいので、雇いたくても雇えないというのが悩みの部分とも言えます。
宿泊予約マーケティングの基礎を学び、トライ&エラーを繰り返すことで、予約数の拡大を目指していただければと思います。
そんな方々の参考になればと思い、2020年からの宿泊予約マーケティングについてまとめた電子書籍を無料で配布しています!是非ダウンロードしてご覧ください。