ホテルマーケティング

2021.10.16

2020.03.13

ホテル経営は1%の稼働率で変わる!売上改善のポイントとは?

#ホテル-ota集客 #ホテル-ブランディング #ホテル-直接予約 #ホテルマーケティング

予約行動の研究が重要視される理由

日々の稼働率を最大化するために、宿泊需要を予測して料金設定をするのが一般的ですが、価格変動による予約獲得の成果は薄れつつあるのはお気づきでしょうか?

ここ数年で宿泊施設のタイプが多様化したことにより、ユーザーの比較検討が上手くなっています。さらに地域によっては”宿泊単価”が低下しているので、好立地で安く泊まれるの”当たり前”という感覚になりつつあります。つまり、ホテル周辺に競合施設が多い場合は、価格変動のみの差別化だけでは勝つことが難しいのです。

安定して予約を獲得しホテルの売上を上げるためには、自社特有の価値を出す“ホテルマーケティングの強化”が必須です。目指す領域は、”競合施設と価格帯で比較されないポジションの確立”をすることです。

ホテルの売上向上に取り組みながら出た利益の数%は自社マーケティングの強化に投資し、認知度やユーザーの行動を研究して予約数を増やす取り組みが、2021年以降のホテル経営のカギになるでしょう

そこで今回は、「1%の稼働率でどれくらい数字が変わるのか」という売上の細かい部分についての記事です。宿泊施設を経営または運営されている方や、売上に伸び悩んでいて今後の目標が明確ではない施設に向けた記事となっております。

ホテル経営において「1%」の稼働率が重要

ホテルの規模が大きいほど、1%の稼働率で売上高は大きく変動します下記の表は、収益増加のシミュレーションを、どの施設でも当てはめて考えられる様に計算しやすい数字で作成しています。

*下記の表の稼働率の変化は2%となっています。
*年間稼働日数:30となっていますが、下記の表は月間あたりの金額です。

1%の稼働率上昇により売上総額の変化は+15万円、同稼働率でもADRが+500円になれば37万5千円の売上の増加が可能です。平均稼働率が50%なので、宿泊需要が高いシーズンの月間稼働率を80%とすると1月で約1260万円とかなりの売上高になることがわかります。

日々の在庫を提供するにあたって、「基本価格・最低価格・最高価格」の3つの価格を決めて、稼働状況によって価格をコントロールするのが一般的ですよね。

在庫価格の設定でありがちな話は、”一部屋あたりの原価がズレている”というのを耳にしますが、運営収支表に全ての支出が記入されていなかったり、抜けているコストがあるのが原因ですので抜け目なくチェックしましょう。

数%の稼働率と数百円の価格変動だけで大きな金額が動くので、レベニューマネジメントは重要なポジションとなっています。しかし、ホテルブランディングが確立されていて、価格を統一できる宿泊施設はレベニューマネジメントにかけるコスト(時間)を削減するのが望ましいですね。

関連記事:レベニューマネジメントとは?ホテル経営に必要な分析力を解説

支出を減らして利益率を最大化させること

ホテルは支出が多いので売上を伸ばすだけではなく、利益率を最大化させることが重要です。OTAの支払い手数料や日々の運営におけるコスト削減など、試行錯誤することがたくさんあります。多くの施設ではホテルシステムを導入していますが、システムに任せっきりで目を向けるべき部分を見逃している場合も多く見受けられます。

そのツールは本当に必要なのか・成果を出しているのか。他に削減できることはないのかを今一度見直し、OTAからの予約獲得だけでなく、公式サイト上での直接予約の獲得数も増やし、利益率を最大化していきましょう。

将来を見据えて集客リスクを分散させるためには公式サイトの構築も必要になるので、こちらの【完全理解!!】ホテル経営を促進させるWebサイトの設計から集客改善という記事もぜひご覧ください!

ホテルの公式サイトを強化するために

冒頭部分でもお伝えした通り、ホテルで利益率を伸ばすためには自社マーケティングの強化が必要不可欠です。OTA内での登録施設数が増えていたり、デジタル化の浸透により様々な媒体で情報収集ができることから、Web上での細かい分析がとても重要視されています。

さらに、OTA手数料も一件あたりの予約を獲得すると8〜20%を支払わなければいけないので、自社サイトで直接予約を獲得することが、多くのホテルにおける大きな課題です。

顧客満足度を追求するばかりで不満足の解消がされていなかったり、時代の流れに追いつけていない点が、近年の宿泊施設が集客困難になる原因でもあります。

OTAの予約キャンセル率が上がっていることから、ホテルの公式サイトからの予約獲得や販路を拡大するために、ある程度の投資も必要になるでしょう。
レベニューマネジメントを活用した効率的なコスト配分とマーケティングの実行を行うことで、本記事で説明したような売上の拡大を目指すことが可能です。

【本記事のまとめ】
・1%の稼働率で売上高は変わる
・運営のコスト削減が必要になる
・マーケティング強化が今後必須
・直接予約の利益率が最も高い

自社マーケティングの強化やオペレーションの改善など、近いうちに宿泊施設の運営方針や販売戦略などの見直しが必要になると考えています。

ホテルが競合施設との予約競争に巻き込まれないためには、予約媒体を増やすことが重要です。こちらの【予約が途切れない集客戦略】ホテル・旅館が今やるべきWeb対策とは?でマーケティング施策をご紹介しているので、ぜひご覧ください!

また、「将来に向けてどのような対策をするべきなのか….」とホテル情勢について気になる方は、こちらの前年比230%の売上!コロナ渦中で過去最高の売上を達成した某ホテルが心掛けたことでは、某ラグジュアリーホテルが取り組んだ施策をご紹介しているので、ぜひご覧になってみてはいかがでしょうか?

弊社では、これまで培ってきた支援実績から得た経験や独自のノウハウを基に、ホテル・宿泊施設さまの望む結果を出すための最適な提案をさせていただくだけでなく、コンテンツマーケティングの委託や宿泊施設のドローン撮影・館内撮影も行なっております。お問い合わせフォームよりご連絡いただければ、Webサイトのチェックを含めたオンラインミーティングを実施いたします!

また、2021年10月13日(水)12時から行われるセミナーでは、ホテル・旅館での広告運用や直接予約につなげることのできる公式サイト作りについて取り上げます。無料でご参加いただけるのでぜひご参加ください!過去のセミナー動画もご覧いただけるのでお気軽にお申し込みください。

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