株式会社micado
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宿泊予約を獲得する際、主に公式サイトとOTAが使用されています。たくさんの選択肢がある中で選んでもらえるようにするには、マーケティング戦略が重要になってきます。多くのホテル・旅館は公式サイトよりもOTAに依存していますが、ホテル・旅館側からはOTA上のユーザー行動が分からず、差別化を図ることも難しいです。
数あるホテル・旅館の中でも一目置かれる存在になるためには、ホテル・旅館自身の認知度を上げることに尽きます。マーケティングは事前準備から実際に運営をした後まで、全ての過程に関わっていくので、認知度を上げるためにもマーケティングは有効な方法です。
今回は、実際にマーケティングにおいてどんなリサーチや分析をもとにマーケティング戦略を立てればよいのか、またマーケティング全体の過程をステップ毎に紹介していきます。マーケティングを正しく活用できればホテル・旅館の認知度を上げられ、結果的に予約数の向上にもつながるのでぜひ参考にしてみてください!
ホテル・旅館はさまざまな業界と切っても切れない縁があり、そのマーケットの大きさからかなりの影響力があります。
たとえ有名な観光地でなかったとしても、魅力的なホテル・旅館があれば地域に訪れるユーザー数が上がり、地域全体を盛り上げられます。地域全体が盛り上がればホテル・旅館にとっても周辺レストランや施設にとっても、新たな集客のチャンスになります。
ですがホテル・旅館が他のビジネスに影響を与えるということは、同時にホテル・旅館も影響を受けることになり、適応能力が必要になってきます。
では実際にどうした対策を取れば良い結果へとつながるかというと、入念にマーケティング戦略を練り効果的なメカニズムを作ることです。
マーケティングには3つのステップがあります。ステップ1ではリサーチと分析を行い、ステップ2では計画と戦略、さらにステップ3では結果の評価を行います。
ですが一番最初のステップとして、まずは目標を決めるところからマーケティングは始まります。
マーケティングの効果は、最も合理的で将来性のある方法を取ることで最大限に発揮されます。
では始めに何をしなければならないかというと、目標を明確にする必要があります。ここでいう目標とは、文字に起こすことができる目標のことです。
抽象的すぎて文字に起こすことができない目標は、何を目指したいのかも分かりにくくただ混乱を招くだけです。実現可能性を高めるためにも具体的で分かりやすい目標を立て、達成するために必要なことの優先順位を決めていきます。
ステップ1ではまずリサーチと分析を行っていきます。具体的な目標に向かってマーケティング戦略を考えていくにあたり、様々なリサーチが必要になります。
主に既存のマーケットと消費者、競合についてリサーチし、現状のマーケットはどういう状況なのか、たとえばコロナ禍を通じホテル・旅行業界はどんな影響を受けてどのような対策を取っているのかについて調べます。
消費者の動向については常に情報をアップデートしていく必要がありますが、事前に消費者トレンドを調査したり、何を参考にして旅行先を決めるのかなど、リサーチする項目はたくさんあります。
またマーケット全体に加えて競合企業の現状を理解することも重要です。競合企業は何をセールスポイントとしているのか、競合企業の立地や規模など、競合企業について理解を深めると需要やニーズなど、競合企業の中で未開の領域に気付くことができ差別化を図れます。
プラスアルファで、ホテルに来るまでに使用するであろう交通機関や周辺レストラン、周辺施設、周辺観光地などの現状も調べられるとより深い分析ができます。
リサーチと分析により需要が理解できたところで、実際に計画と戦略を練っていきます。
最初に決めた目標を参考に、いつまでに何をしなくてはならないかを明確にし計画と戦略を立てます。ステップ2でも目標設定と同様に、具体的な数字や日付を入れて考えていきます。
計画と戦略に具体的な数字を入れることで、計画を立てたあともフォローしやすく、実行している最中にも計画と戦略に沿っているか誰でもすぐに確認できます。
ここで重要なポイントが、誰でも理解ができる計画を立てることです。マネージャーやディレクターだけが理解できる計画や戦略だと他の従業員が付いていきづらく、とりあえず言われたことをやるという状態になってしまいます。誰もが能動的に行動できるように具体的で分かりやすい計画と戦略を立てましょう。
最初に立てた目標の期日が来たら達成できたか確認し、結果を評価しましょう。
もし達成できていなかったらなぜ達成できなかったのか原因を探し、次のマーケティング戦略に向けて対策を取りましょう。
マーケットの状況とニーズは時代の移り変わりとともに常に進化しているので、一度マーケティングの目標が達成できたら次は何が必要か考えてみましょう。
ホテル・旅館の認知度が上がればまた新たな課題が出てくるので、前回の経験を参考にマーケティングプロセスを繰り返すことで適応能力を上げ、長期的に利用してもらえるホテル・旅館を目指しましょう。
弊社では、ホテル・旅館経営の最適化に必要な公式サイトのSEO対策やOTA運用、ブランディングなど、稼働率や売上を上げるために、豊富な経験から独自のノウハウでお手伝いさせて頂いています。ホテル・旅館のマーケティング の育成も行っているので、お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
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