株式会社micado
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先日投稿した”2021年3月からの大型アップデート!サイトアクセスが0になる可能性とは?”はご覧いただけましたでしょうか?
スマホ版サイトを作成しないと検索結果に反映されなくなる以外に、他にもGoogleアルゴリズムのアップデートがたくさんあります。そこで今回は、2021年の5月にアップデートする「ユーザーエクスペリエンス」の重要性について解説いたします。
自社のWeb集客力を高めるためには、さまざまな要素を取り入れる必要があるので、この機会に目を向けてみてください!
「最近、 ユーザーエクスペリエンスという言葉を耳にするようになってきたけど、意味をしっかりと理解していない…」という方もいるでしょう。
ユーザーエクスペリエンスとは、商品やサービスを使用することで得られる「ユーザー体験」を指しています。ユーザービリティ(使用感)だけでなく、ユーザーの行動やその時の感情に合わせて”良い体験”をしてもらうことが目的です。
ホテル業界で例えると、「複数の施設で宿泊予約を検討しているユーザーが公式サイトに訪れたときに、サイト内の回遊がしやすくスムーズに情報収集ができたので、特定の施設への宿泊を決めたこと」まで導くまで設計のことです。
2021年の5月以降からGoogleの「ページエクスペリエンス」が検索順位の変動に大きく影響すると発表がありました。
「ページエクスペリエンス」とは、Googleによると以下の通りです。
ページ エクスペリエンス シグナルは、ユーザーがウェブページの操作体験をどのように感じるかという側面を測定するものです。
これらの側面を最適化することは、すべてのウェブブラウザおよびサーフェス全体でユーザーにとってウェブをより快適なものにし、モバイルに対するユーザーの期待に沿ってサイトを進化させるのに役立ちます。
ユーザーはもっとサイトを利用するようになり、よりストレスを感じずに操作できるようになるので、そうした取り組みはウェブでのビジネスの成功に寄与すると考えています。
※参照: Googleウェブマスター向け公式ブログ
“Webサイトを作成・リニューアルして完成”ではなく、ユーザーにとって情報収集がしやすいサイトであったり、サイト内で掲げている目標の数値を増やすための施策が、「ページエクスペリエンス」の指標となるのです。
サイト全体をきれいにすることはもちろん重要ですが、まずは個別のページごとでユーザーエクスペリエンスを改善することをおすすめします。
宿泊施設の公式サイトで例えると、お部屋や料理などの宿泊予約の検討材料になりそうなページをブラッシュアップすることを指します。
ページエクスペリエンスを改善することによって、特定のキーワードでの検索結果で表示される順位が変動します。
例えば、同キーワードに競合他社のページが表示されているときに、掲載される順位を上回ることができます。
検索順位が少し上がっただけで何が変わるの? と思われた方が下記をご覧ください。
【オーガニック検索の平均クリック率】
※引用元:Why (almost) everything you knew about Google CTR is no longer valid – SISTRIX
つまり、対策したいキーワードで上位表示をすることで、サイトアクセス数が大きく変動するのがわかりますね。
Webサイトは複数のページを基に成り立っていて、多いサイトで数十ページ、数百ページあるので、それぞれのキーワードで上位表示できたときには、かなり成果が期待できるでしょう。
そのためには、今回ご紹介している「ユーザーエクスペリエンス」と「ページエクスペリエンス」を改善する必要があります。
Web周りの調整は最低でも1ヶ月に1回は改修・改善を行った方がいいです。可能であれば、2週間に一度は何かしらの更新をすることで、サイトはフレッシュな状態を保てるので、検索結果の順位変動に良い影響を与えます。
しかし、ユーザーエクスペリエンスを向上するためには感覚で行うのではなく、ユーザーの行動を分析した上で適切な改善をすることが重要です。
Webサイト内のデータを蓄積・計測するためには、”Google Analytics”という無料ツールを導入してください。細かい作業があるので専門業者にお任せするといいでしょう。
Google Analyticsを活用したサイト分析が欠かせない理由を知りたい方は、分析の重要性を説明している記事があるので、そちらをご覧ください。
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