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最近気が緩んできたのでしょうか。新型コロナウイルスの感染者数が再び増えつつあります…。
巷では、GoToキャンペーンを中止にすべきだという声も出ていますが、国内の経済を回すための政策でもあるので、中止になることは恐らくないでしょう!
今回は、10月1日から東京都民がGoToトラベルの対象に追加されて、利用者が増加したことを軸に今後の方向性も解説していきます!
先日のニュース速報によると、7月22日~10月31日の期間におけるGo To トラベル事業の利用人泊数が少なくとも3976万人泊、割引支援額は約2000億円という数字でした。
出典:観光庁
観光庁のデータによると、コロナ渦中でもGoToキャンペーンの利用者が増えていることがわかります。
2020年7月22日から始まり、10月末までは約4,000万人近くが利用しているのです。
11月は紅葉シーズンで連休があったり、地域によってはウィンタースポーツも開始されているので、宿泊需要がさらに高くなる見込みがあるでしょう。
出典:観光庁
次に1人1泊あたりの宿泊代金利用価格帯の分布を見ると、宿泊単品は「5,000円以上10,000円未満」の利用者が37.4%を占めています。しかし”1人1泊”なので、1室2人以上だと上記の金額から倍になることが言えます。
GoToトラベル事業では、”高価格帯の宿しか恩恵を受けていない”などの批判も見受けられますが、利用価格帯分布のデータによると、定価格帯の宿も恩恵を受けていると伺えます。
さらに11月6日以降からは、観光目的外での利用はGoToトラベルの割引適用外になったので、今後ビジネスホテルに影響が出てくるでしょう。
11月もあっという間に折り返し地点となり、年末も目と鼻の先です。
2021年以降のGoToキャンペーンは、予定していた1月末で終わるのでしょうか。それとも、GW(ゴールデンウィーク)まで延長されるのでしょうか。
こればかりは的確なことは言えませんが、国内で感染者が広まらなければGWまで延長されると予想しています。
どちらにせよGoTo期間終了後の販売戦略を考える必要があり、主に平日の稼働率を上げていく施策が欠かせません。
先日から当メディアでは、お客様への付加価値を提供することがキーワードと発言しており、お得感や満足感を与えることができるパッケージであることが重要です。
価格帯だけで勝負するのでなく、価値で勝負する宿泊市場に切り替わっているので、ぜひ取り入れてみてください!
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