ホテルマーケティング 成功事例の紹介

2021.10.16

2020.10.07

”良い宿”はいくらでもある…。だから、ホテルはブランド構築に励もう!!

#ホテル-ブランディング #ホテル-マーケティング #ホテル・旅館経営

ホテルや旅館の一般的な集客方法は、楽天トラベルやじゃらんなどのOTAを通して予約を獲得しています。数多くのOTA以外にも公式サイトやSNSからの流入など、集客経路を網羅しながら、販促活動が行っているのではないでしょうか。

「施設のブランディングに力を入れていきたい」と考えている施設や、「ブランドの構築に励んでいるけど効果が出ない…」と悩んでいる方は、ぜひお役立てください!

ホテルや旅館の予約検索時に起こる行動

現代社会では、情報が溢れ出したことにより、商品やサービスが売れづらくなっています。ホテルや旅館でも同じことが起きていて、ニーズマッチするだけでは、予約に繋がるとは限りません。

「ここのホテル良さそう!」と思ったときの行動パターンは主に2つあります。

1.類似しているホテルと比較する
2.泊まった自分をイメージして再検索

その他にも、予約することが確定していたら、現地までのアクセス方法や施設周辺の情報を検索する行動も見受けられます。スマホが普及してからは、検索行動が簡単になったので、施設情報以外の外的要因も予約材料に含まれるようになりました。

さらに、インターネット上で見受けられる行動は、ユーザーはページを離脱しやすければ、遷移もしやすいということです。

“ホテルブランディング”は本当に重要なのか?

「ブランド」のみで集客できているホテルや旅館は、日本全国にどれくらいあるのでしょうか?

おそらく、ブランディングに最も優れている星野リゾートさんでさえも、ブランドのみの集客は限界があります。つまり、広告宣伝や外部メディアのプロモーション無しで集客を仕組み化するのは、困難だと言えます。

「ウチはブランディングに力を入れなくても集客体制が整っている」と口にする施設様もいらっしゃいますが、将来を見据えたときに、安定した集客力を維持できるかがポイントです。

昨今のGTT(Go To トラベル)で例えると、「”Go To”の期間中は前年同月よりも稼働率が高いから、しばらくの間は自然に予約されるだろうね」と安心していても、数ヶ月後には通常期に戻ってしまうので、その後の集客面はガラッと変わることが予想されています。

時期やトレンドの変動によって、宿泊ニーズも変化することから、いろいろな施策を打ち出している施設も多く見受けられますが、それだけでは認知度や集客力の向上はできません。

基礎的なホテルブランディングについて詳しくご覧になりたい方は、コロナ渦の中で考えるべきホテルブランディングとは? 予約競争から脱出するためにをお役立てください!

”良い宿”はいくらでもある。だから、ブランディングが大事!!

個人的には、”良い宿”はいくらでもある、と思っています。
観光地の真ん中にある立地に優れたホテル、デザイナーズ基調のおしゃれなホテル、丁寧な接客に高級感のある旅館など、良い宿泊施設はたくさんありますね。

最近では、宿泊単価は下がっているので、一泊3000〜4000円で泊まれる施設も少なくありません。予算を抑えた小旅行なども密かに流行っています。どの地域でも競合施設がいて、予約競争が起きている中、施設ブランディングは重要です。

お部屋・お料理・お風呂などで差別化を図ろうとしている方が多いため、却って差別化ができていないケースもあります。近年、さまざまなタイプの宿泊施設が増えてきたので、独自性を出すことが特定の客層から注目されるポイントです。続いて、ブランディングに必要な要素をご紹介します。

ブランディングに欠かせない3つの構成要素

1.競合分析

競合施設をピックアップし、自社と比較して何が違うのかを調査します。お部屋やお料理だけでなく、お客様からの口コミや独自の強みを取り上げましょう。

2.ポジショニング

1.競合分析の次に、自社のポジションを確認します。今まで競合差別化を意識してたとしても、他社と近いポジションにいたら、差別化ができていないことになります。

3.ターゲティング

自社を適した客層はどのような人物か、を決めます。規模が大きい大手ホテル会社でさえ、宿泊してほしいターゲットを選定しているのは、コアなファンを獲得するためです。

競合分析・ポジショニング・ターゲティングの3つを基に、営業やプロモーションを行うことで、ブランドが少しずつ構築されていきます。

「〇〇ホテルは、△△だよね!」という認識されるためには、長い道のりではありますが、この厳しい宿泊市場を生き残るのであれば、欠かせない取り組みです。

ホテル旅館の最も強力なブランディング

現代社会における認知度の向上や集客力の改善をするためには、公式サイトを中心に活用することをおすすめします。広告運用は短期的に成果を目指すと莫大な金額がかかり、SNSマーケティングで成果を上げるには時間がかかります。

自社の公式サイト(ホームページ)は、最も魅力的な仕様にしなければなりません。その理由として、OTAを閲覧する約半分のユーザーが公式サイトでの情報収集もしているので、予約に繋がりやすいデザインや導線にすることが重要です。

1ヶ月,2ヶ月など短期間での成果を期待してはいけません。地道いな見直しと改善を行い、現状の最適解を導き出していきましょう。公式サイト上からの予約数を増やしたい施設様は、【完全理解!!】ホテル経営を促進させるWebサイトの設計から集客改善をご覧ください!!

さらに、以下の“売上改善に成功した宿泊施設の取り組み事例6選”では、micadoが一緒にお仕事をさせていただいたホテルや旅館さんでの集客事例をご紹介しております。

「これから新しい集客施策に取り組みたい!」「直接予約を増やして、利益率を上げていきたい」など考えている施設の担当者様は、ぜひお役立てください!

過去のセミナーに関しましては、書籍形式でわかりやすくまとめてあるので、気になる内容がございましたらご覧ください!

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