株式会社micado
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2021.10.16
2020.07.21
「なぜホテルや旅館からの公式サイトの予約数は伸びないのでしょうか?」 今回は、公式サイトを活用した予約獲得や検討熟度を高める方法を紹介しています。
「あぁ〜、たしかに!」となる内容となっておりますので、ぜひご覧ください。
ホテルや旅館の主な集客方法はOTA…なんてことは、皆様ご存知ですよね。では、公式サイトの直接予約が増えない理由はなぜなのでしょうか?
現代社会では、インターネット上を通して商品やサービスの購入が増えてきたので、ニーズでは無く「インサイト」が必要になっているのです。
ニーズ・・・その人が認識できる欲求
インサイト・・・その人が認識できていない、内なる欲求
例えば、公式サイトでよく見受けられるのは、宿泊プランの詳細を閲覧すると、「予約エンジン」に移る傾向になっていますね。
「魅力をきっかけにに予約しました!」というよりは「複数あるうちの自分が求めていた宿泊プランなので予約した」というニーズに応えた予約獲得にあたります。
OTAも似ていて、予約した施設のコンセプトや特徴を理解してから予約する方は少ないでしょう。
ニーズに応えようとするばかりで、お客様の心の底から求めていることに向き合えていないのが、宿泊予約の向上に足りない要素だと考えられます。
既存のお客様にとっては、トップページからすぐに予約ができるのは嬉しいことです。しかし、初めてサイトに訪れたユーザーが予約エンジンを閲覧してしまうと、表面的な情報のみで判断されてしまう可能性のもあるので、サイトの離脱につながってしまいます。
つまり、”各宿泊プラン”や”施設の詳細”を説明をしているサイトページを追加することで、今まで興味を示さなかったユーザーの欲求を掻き立てることができ、公式サイトの予約改善も期待できます。
「公式サイト→各詳細ページ」を通して、施設の魅力やコンセプトに触れさせることで、興味を示さなかったユーザーの反応が変わることが期待できます。
公式サイトの予約強化を考えている方は、アパホテルさんがとても参考になります!
理由としては、前の見出してお伝えした「各宿泊プランの説明をしているサイトページ」があるからです。
下記の写真をご覧ください。
日帰りのお役様限定のプランが3つ並んでいますが、「詳しくはこちら」をクリックすると、各プランについて説明しているページとなっています。
「女子会 日帰りプラン」の一部を取り上げましたが、下にスクロールすると利用シーンや施設の特徴を説明しています。
ちょっとした情報でも、ユーザーの満足度を下げないための工夫が必要であることが言えます。
冒頭部分で「インターネット上を通して商品やサービスの購入が増えてきた」とお伝えしましたが、Web上を回遊するユーザーは「猫のように気分屋」なので、情報が多すぎても少なすぎてもいけません。
直接予約を増やしたり、予約検討熟度を上げる公式サイトを構築するためには、定期的に分析と改善をすることが重要です。
“Google Analytics”を導入することで、サイトに訪れたユーザーの行動を細かく分析することができます。
サイトリニューアルや宿泊プランの変更だけでは、改善できない部分まで補うことが可能です。
直接予約が増えることで、OTA手数料の削減にもつながり、公式サイトの予約改善にコストを費やせる良い循環となります。
さらに公式サイトを活用した内部施策・外部施策を行えるので、集客力の向上を図るにはおすすめの施策です。ぜひご検討されてはいかがでしょうか?
公式サイトやマーケティングを活用した集客戦略について気になる方は、8/5【対談セミナー】人気ホテルの成功事例を徹底分析〜D2Cによるブランディング戦略〜にご参加されてみてください。
人気ホテルがインターネット上で取り組んでいる施策や意図を紹介する内容となっておりますので、お役立ち情報が充実しています。
皆様にお会いできることを楽しみにしております!